休職の連鎖を止めた、集団分析活用の5か月
| 企業(架空) | 株式会社コネクトワークス |
|---|---|
| 事業内容 | 受託開発・SaaS運用 |
| 従業員 | 110名 |
| 所在地 | 都市部・リモート併用 |
※ 守秘義務保護のため、実際の支援経験をもとに再構成した架空の企業・事例(モデルケース)です。
ストレスチェックは外部機関に委託して毎年実施。しかし結果は個人に返して終わり、委託先のシステムから出せるはずの集団分析は、誰も開いていませんでした。この2年でエンジニアの休職が3件。いずれも「突然に見えた」ため、経営層は打ち手がないことに危機感を持っていました。リモート勤務が多く、不調のサインが見えにくいことも課題でした。
委託先のシステムを操作するのは御社、読み解くのが genba oh——という分担を最初に決めました。部署別・年代別・仕事のストレス判定図・前年との比較など、意味のある切り口を「出力依頼リスト」にして渡し、人事がその通りに出力。2回分の集団分析が、初めてテーブルに載りました。
ストレスチェックは年1回のスナップショット。そこで御社が毎月持っている勤怠データ(残業時間・退勤記録)と休職・退職の記録を重ねて読みました。数字が動いていた時期について「この頃、何がありましたか」とミーティングで聞き取り——プロジェクトの繁忙が特定部門に偏っていた実態が、現場の言葉とデータの両方で裏づけられました。
整理した結果を役員会向けの資料に翻訳し、繁忙期の応援体制の制度化を提案。あわせて、リモートでも不調に気づけるラインケア研修と、相談ルートの1枚図を整備しました。
ストレスチェックの実施も、分析システムの操作も、委託先と御社のまま変えていません。genba oh が担ったのは「どの帳票を出すか」「どう読むか」「何をするか」——データと現場の文脈を持っているのは御社、問いの立て方と翻訳が私たちの仕事です。
翌年の集団分析(同じ帳票での前年比較)で、高負荷部署の指標が全社平均まで改善。制度化した応援体制は繁忙期に2回発動し、新規休職ゼロで通過——以後も継続中です。人事からは「毎年、何をどの順で出して読めばいいかが型になった」との声が上がっています。
支援期間 5か月(プロジェクト型)→ 年1回の集団分析レビューへ